丘の上まで駆け上がった17歳の夏

例えば、地球に初めて来た宇宙人に「罠」を説明するとしたら、どんなふうに言う?「先生」の特徴とか、いや、そもそも地球や日本についての説明から始めるかもね。
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涼しい火曜の夜にお酒を

盆だとしても里から離れていたらとたいして気づくことがないが、不十分ながら、仏壇へのお菓子くらいはと考え本家へ配送した。
里に住んでいたら、香を持って祖先のお迎えに出向いて、御盆の終わりにお見送りにおもむくのだが、離れて生きているので、そういうふうに遂行することもない。
近辺の方々は、線香を持ち墓所に出向いている。
そのような状況が視認できる。
常日頃よりお墓の周りの道路には多くの車が路駐されていて、お参りの人もすごくたくさん目に入る。

よく晴れた大安の朝に外へ
今季は、近くの海に行っていないが、遊びにめちゃめちゃ行きたい。
まだ、娘が小さいので、泳がせないで砂遊びぐらいだけれど、思うに楽しんでくれると思う。
但し、娘は、パンパースをつけているので、他の人の事を思ったら海水につけないのがいいと思う。
プール用オムツもあることはあるが、嫌な人もいて問題に発展しているらしいので。

暑い金曜の午前に昔を思い出す

作家、江國香織の小説に出てくる女性は、どことなくアンニュイだ。
例えば、ホリーガーデンの果歩。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠れた部分を、極端に表した形かもしれない。
徹底的にクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
待っていれば迎えに来るかもしれないあのひとのために、色々なところに引っ越す。
恋人を絶対に忘れないよう、必ず会えると信じて。
とうとうママは現実を生きていないと娘の草子に言われてしまうが、この女性には全くよく理解されない。
この部分が、このストーリーの最高にクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子にはあまり座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど綺麗で少々病んだ登場人物が大好きだ。

騒がしく口笛を吹く母さんとよく冷えたビール
浜辺が非常に近くで、サーフィンのスポットとしてもものすごく有名な場所の歩いてすぐに住んでいます。
という理由で、サーフィンをしたことがある方はとても多く、仕事の前に朝ちょこっとでも波乗りに行くという方もいます。
そのように、波乗りをしている人が多いので、いっしょに行こうと言われることがめっちゃ多かったのですが、いつも断っていた。
その理由は、俺が、運動神経がにぶく、息継ぎできずに泳げないからだ。
けれども、しかし、泳げなくても大丈夫だと言われ、やってみたけれど行った場所は熟練者が乗るところで、テトラポッドが周りに置かれていて、スペースが狭い浜辺でした。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

風の強い水曜の夜明けは足を伸ばして

普通、自宅で個人的に出来るような働き方をして、忙しい時期などお声があると外に仕事に参加する。
その何回かだけど、めちゃくちゃかったるく思えて仕方ない。
ここまで嫌なら辞めてしまおうなど。
行くと頑張るけれど、大勢の社員にはさまれて、みんなで仕事をこなすのは気疲れする。
本気で親に相談すると、気持ちは理解できるけど、と言って、クスクス笑っていた。

自信を持って踊る先生と擦り切れたミサンガ
ある晴れの日の午後、少年はお母さんからお使いをおねがいされ、白菜とねぎと豚肉を買いに行くところであった。
少年は喜んだ。
今夜はお鍋だ!いやっほぅ!…と。
しかし、問題はその時起きたのである。
なんと、ポッケに入れていたはずのお使い用の千円札2枚が、無いのである!
少年はお店のレジの行列に並んでいる時、まさかとは思っていたがズボンのポケットをまさぐって確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金が何処にもないという事実に気付いたのである。
怒られる覚悟を決め、少年は手ぶらで家へ向かうことにした。
今度からは、お金はクツの中かくつ下に入れよう。
少年は涙をこらえつつ、そう心に決めた。

曇っている金曜の日没は足を伸ばして

ある夏の日の昼前。
少年は外で、蟻の行列が虫の死体を運んでいるところをじっくり見ていた。
アリ達はせっせと働いているのだが、虫の死体ひとつでこんなにもいっぱいのアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、アリ達に砂をかけたらどうなるかな、という好奇心に駆られた。
でも、今日はだまって見守ることにした。
真夏だったので、少年の汗は顔中からあふれ、しずくとしてアリの行列のそばに落ちた。

ノリノリで口笛を吹くあなたとあられ雲
晩酌に、500のビールを一人で飲むのが習慣になっているけれど、最近、その後にワインを飲んでしまう。
もちろん、次の日に接客の仕事をしないときに限るけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、マンションの近くでワインショップを見つけて、父の日も近かったので購入したことがある。
私はかなり見栄っ張りなので「1万円以上のプレゼント用ワインを探しています」などと話して。
実家に贈った、ワインが一万円することをついに言ってしまうと、父は気まずそうに「・・・うん、何かが違う」と言ってくれた。
他には何もいう事は、なさそうだった。
それから、私はあまりワインの値段にはこだわらなくなった。
旨い!と思える時間の友だったら、金額や質にはこだわる必要は、今のところない。

薄暗い月曜の深夜は立ちっぱなしで

オフィスで就いていた時の先輩は、親が社長で、誰が見てもお嬢様だった。
小さくて可愛らしくてとにかく元気な、動物を愛する先輩。
動物愛護団など設立して、そこそこ活躍をしているようだった。
革を使用しない、ベジタリアン、動物実験取りやめ賛成。
少し前に、家に行ってみたことがあった。
一等地にある背の高いマンションで、レインボーブリッジが見えた。
先輩は、毛並みが清潔な白い猫と仲良しだった。

前のめりで泳ぐあいつと突風
嫌われ松子の一生という連ドラが放送されていましたが、見ていた人も多いと思います。
私はというと、番組は見ていなかったのですが、中谷美紀さん主演で映画がクランクインされたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量の悪さゆえでもありますが、難しい境遇にいながらも、幸せに暮らしています。
松子以外から見れば、幸せでないかもしれないけれど夢を捨てません。
幸せをつかむことについて、貪欲なんです。
とても好感を感じました。
自分だって幸せになる権利はあるのに、そうなってしまうと幸せになる権利はないような気がする。
などという、謎の状態だった悩み多き私は放送中明るくなりました。
とても、面白い映画なので、見てみてください。
主演の、中谷さんは、教師を演じても、中洲のソープ嬢でも、美容師を演じても、何をしても綺麗でした。

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